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ボディー正面の向かって左側(右手側)に有るのがセルフタイマーレバーです、 文字通り、機械的なセルフタイマーの機能を持ちますが、それとは別に絞込みやミラーアップ装置の操作も兼ねた レバーになっています。 |
セルフタイマーレバー | |
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セルフタイマーの操作方法、レバーをボディーに向かって左側に倒した後シャッターを切ります。 レバーを倒す時に上の小さなロックボタンを押さないと、動かすことが出来無いようになっていて、不用意に セルフタイマーにならないように 作られています。 露出はシャッターを押したときに固定されますので、ファインダー側から光が入ったりしないように、 注意が必要です、本来であればファインダーカバーが付属しますが、中古の固体には無い場合が多いです、 ファインダーを覗くなどして、光をさえぎりながらシャッター切りましょう。 |
セルフタイマー設定状態 |
レンズ側にはロック解除なしで動かせますが、これは以下の説明にある機能を使うためのものです。
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レンズ側に倒すことでFLレンズやベローズなど開放絞り信号ピンの無いレンズで撮影するときに使います、
セルフタイマーレバーはこのとき絞り込み測光レバーとして作用します。 使用方法はこちらをご覧下さい。 |
絞り込み測光レバー | |
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そして、さらにクイックリターンミラーを上げたまま固定することが出来ます、ミラーの上がる
ショックを抑えるための機能ですが、これは顕微鏡撮影など小さな振動をも嫌う撮影用で一般的ではありません。 ミラーアップ前にピント合わせ及び測光をしておき、マニュアルで撮影します、操作はレバーをレンズ側に 倒したまま下側の小さなレバーをMの位置にします、そうするとミラーがスクリーンの所まであがり 固定されます。 |
ミラーアップ状態 |
セルフタイマーをレリーズ代りに使うことも出来ます、シャッターを押す時の振動を嫌う場合、
セルフタイマーを使えば、手で押すより振動は少なくなります。